北野井子 | | avex database top | |
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Secound single 「薔薇と緑」 AVDD-20263 Produced by YOSHIKI NOW ON SALE ■試聴できます■ 「薔薇と緑」
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Profile |
生年月日: | 1982.10.5 |
星座: | 天秤座 |
出身地: | 東京 |
血液型: | A型 |
趣味: | ピアノ |
これまでも、いろんなアーティストのプロデュースを手がけてきましたが、特に、バンドは得意中の得意で、たくさん手がけています。それに、今、アメリカで女性ヴォーカリストも何人かプロデュースしています。
今回は女性のソロ・アーティストということで、バンドとはやっぱリプロデュースの方法がちがいました。バンドはべ一ス、ギター、ドラムなどが個々にいるわけですから、それぞれにアドヴァイスするんですが、ソロ・アーティストのときは、そういったべ一ス、ギター、ドラムなりは全部、僕の領域で、向き合うのも1対1なんです。
プロデュースには2つの方向があると思うんです。ひとつは、自分の思うイメージですべてをつくっていく、アーティストを完全につくりあげてしまうパターン。もうひとつは、そのアーティストの持っているカを最大限に引き上げ、それと同時にアーティストがやりたいことに対して、アドヴァイスしてあげるというパターン。そこに信頼関係があれば、僕はどちらもアリだと思いますし、これまでも両方のパターンでプロデュースしてきました。
プロデューサーとアーティストの間には、信頼関係を築くのが一番大切です。もちろん、プロデューサーとしては、クオリティーの高い作品をつくっていくことと同じように、売れるものをつくっていかなければいけないんですが。自分がプロデュースしている以上、素晴らしいもの、売れるものをつくることは保証します。
自分自身、アーティストの立場のときとプロデューサーの立場のときでは、音の制作、レコーディングの部分では同じなんですが、プロデューサーとしての僕は締め切りとバジェットのことを考えます。プロデューサーのときのほうが、少し歯止めがきくんですよね(笑)。そうはいっても、レコーディングがはじまるとのめりこんでしまうんですが(笑)。
北野井子さんのプロデュースを引き受けるにあたって、彼女の事務所に依頼されてから1ヵ月ほど、引き受けるかどうか考えました。一番の問題は、自分自身のスケジュールでした。本当に彼女のプロデュースを引き受ける時間があるのかということです。
実際に、プロデュースを引き受けることになり、彼女がほかのアーティストの曲を歌っているデモ・テープを聴いたのですが、そのときの第一印象が、かなり太い声だな、ということ。もちろん、高いところもカヴァーできるんですが、もっとも印象的だったのが“太い”ということです。
その後、曲のイメージをふくらませる、という意味もあって、彼女と実際に会って、一緒に食事をしたんですが、とてもかわいらしい15歳の女の子という感じでした。
会ったときのイメージや、彼女の家庭環境、それから彼女自身が書いた文章を読んだりして、できあがったのがデビュー曲「Begin」の詞です。タイトルどおり、“これからはじめる”という彼女のスタートをテーマにしました。内容は詞のとおりです(笑)。曲調については、事務所からの“こういうイメージで”という依頼もありまして、ロック調のダンス・トラックみたいなものにしました。
レコーディングはロスで1ヵ月ほど行ったのですが、当初はそんなにかかる予定じゃなかったんです。
べ一シックのトラックが完成する一歩手間ぐらいで、井子ちやんたちがロスに来たので、そこで手順が狂ってしまって….それに、彼女白身、プレッシャーもあったと思いますし、レコーディングがはじめてだったので、少し時間がかかってしまったんです。当初の予定としては1曲1週間で、と思っていたんですが。
レコーディング自体は、2つのスタジオを同時に使って行いました。ヴォーカル録りには、かなり細かくアドヴァイスしました。こういう気持ちで、こういうカタチでと。
僕も、もちろん彼女とのレコーディングははじめてなので、最初は、お互いの感覚をつかむのが大変でした。ただ、1ヵ月もレコーディングしていると、彼女のキャラクターも見えてきて、僕に似ているような気がします。気が合うというか、彼女の言ってることがよくわかるんです。ほかの人にはわからないことでも、通じる部分がありました。
ヴィジュアル・イメージに関しても、僕なりのイメージがあって、かなり“派手”な感じにしたいと思っています。彼女も派手なのはきっと好きだと思う(笑)。
北野井子さんは、これからいろんな活動をしていくと思いますが、僕でアドヴァイスできることであれば、いつでも相談に乗りますので、とにかくがんばってほしいと思っています。
YOSHIKI
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