CAHIER

■ 2010年11月20日

逍遙

地の果てに沈む陽は
地でなにが起ころうと
ただ美しい
ただ美しいだけで
そこに悲しみややすらぎを
感じることがあっても
それはその美から生まれてくるものではない
なにものでもない美であるから
なにかを感じる「心」に
気づくことができるのではないか

そんなことばを書けないものだろうか

与えるのではなく
奪うのでもなく
教えるでなく
伝えるでなく
いつもただ灯っているだけで
読み聴きした者が
その時々の「心」に気づくような
そんなものが作れたらいいなと思う。

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