CAHIER
逍遙
地の果てに沈む陽は
地でなにが起ころうと
ただ美しい
ただ美しいだけで
そこに悲しみややすらぎを
感じることがあっても
それはその美から生まれてくるものではない
なにものでもない美であるから
なにかを感じる「心」に
気づくことができるのではないか
そんなことばを書けないものだろうか
与えるのではなく
奪うのでもなく
教えるでなく
伝えるでなく
いつもただ灯っているだけで
読み聴きした者が
その時々の「心」に気づくような
そんなものが作れたらいいなと思う。
| パーマリンク