週刊プ印ブログ

自分への失望と勉強するという事

深夜にて急に何か文字を綴りたくなった。


何故かは自分にも分からない。


ただ、先程(更新時間を見てください。)深夜にも関わらず
洋介さんから原稿が入った。


というのもあり、パソコンを前にして触発された。


深夜にブログを書くと(手紙でもそうだが)文章がおセンチになってしまうので
嫌だ。
しかし、静まり返った深夜というのは文章を書くのに最適だと
大学受験で小論文受験をする際に予備校の講師が言っていた。


その通りである。


しかし、このブログも東京プリンの活動を伝える場で無くなってしまった事
を先に詫びたい。


(でももう少し、せめてa-nationが始まるまで、このスタイルを通させてはくれませんか?)


で、今日話したい事は2つ。


ひとつは最近の仕事の大切なパートナーの事だ。


彼の名前は矢野悠貴。


僕が最も信頼をよせるパートナーであり、
何でも話せる会社で数少ない友人でもある。

エイベックスでマーケティングルームという部署に属し
東京プリンを担当してくれている。
(各アーティストに担当がいる)


彼が入社してきたのは僕が新卒で入社した2005年の4月より半年経った
2005年の10月に別の会社から転職してきた。


僕もまだ、入社したばかりで特に責任のある仕事についている訳でもなく、
彼と外にマーケティングと扮して息苦しい社内を飛び出していた。


僕自身、会社で友を作る事等毛頭期待していなかったが、
彼とは年齢も近く(当時僕23歳で矢野君26歳)共有した時間も多かったし、
彼が中高が○成の出身で関東の「THE お受験」を勝ち抜いていた人間だった事から
昔から関東の「THE お受験」事情が好きな僕は彼がする話に只管耳を傾けた。


あれから時が過ぎ、最近、彼と一緒に本格的に仕事をする事になった。
お金を稼ぐという事を目標とし、今、東京プリンに関する様々な新規プロジェクトを一緒に進めている。


前ふりが長かったが、一緒に仕事しながら思うのは
やはり彼が「賢い」という事。(ちなみに最近一緒に仕事をしている彼の友達の高木という男は天才である。)
アイディア出しをする際でも、僕のアイディアは例えるなら「真直ぐしか飛ばないロケット弾」である。
だとするならば、彼の放つアイディアは「拡散爆撃弾」という所だろうか。
真直ぐ飛んでくる弾だけかと思いきや、左右、斜めからも沢山飛んでくる。
しかも単純にはかわす事が出来ない緻密な計算がある。


先日、彼といつものように打ち合わせをしていたら
ふと、教えてもらった手相占いを彼がやってみせた。
「この線が結婚線で、この線が運命線なんだよ  でこれが金運線でこれが知能線・・・」


ときた所で、自分の見慣れた手のひらに目をやると
矢野君の2分の1の長さの知能線が確認され、その日は一日意気消沈。

打ち合わせの最後に「手相ってその人の努力次第で変わるらしいよ」なんて
自分を励ます始末。

まさに才能への嫉妬といったところだろうか。


そんな中、そんな自分を改革すべく、
先程まで勉強という大義名分のもとに雑誌に目を通していた時、
ふと1年半前の事を思い出した。


宣伝部の人間と某大手出版社に営業に行った時
みんながデスクで雑誌を読んでいた。


それを見た、馬鹿な僕は
「みんな雑誌ばかり読んで、仕事大丈夫なのかなぁ」
なんて思っていた自分がいて、今急に腹立たしくなった。


彼らはマスコミの人間として流行と文化を全力で学ぼうとしていたのである。
むしろ彼らからすれば必要最低限の事かも知れない。


この会社はデスクで雑誌を読んでいる人間なんて皆無に等しい。


僕は読んでいこうと思う。


また矢野君と二人で究極のビジネスモデルを彼の足を引っ張らないように
築いていこうと思う。

2007年06月07日 02:46

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